肥料

hiryo

私たちの農園では、米ぬか、木の葉、木、竹のチップ、きのこ菌床など有機物を有効活用しています。その中で、土は植物を育てるのに適した生態系と柔らかさを取り戻していきます。即ち、本来自然界にない肥料分を大量に使用することで、野菜はエグミを持ち、虫やカビ菌などに侵され食味や健全性を失ってしまうのです。

有機質アミノ酸肥料の利用

化学肥料の栽培では、水と二酸化炭素を葉緑素に運び込みます。そこで光合成を利用して炭水化物をつくり根に送り、吸収した無機態窒素と結び付け根でアミノ酸を合成します。

この際、天候が悪い場合や無機態窒素の吸収量が多い時は、アミノ酸に必要な炭水化物が不足し、作物の細胞壁や骨格を形成している成分の不足を起こし、害虫や病原菌から体を守ることができなくなります。結果として、光合成や健全な生育に必要な必須ミネラルが不足し、品質を低下させます。

一方「有機物のアミノ酸」は、根から直接吸収され、光合成で作られた炭水化物をほとんど必要としません。この事から、使われなかった炭水化物は作物を強くする植物繊維へ回すことができるため、病害虫にさらされにくい体質になり「有機物で安心安全な作物を育てる」ことができるのです。

 

有機質ミネラル肥料の利用

前述しておりますように作物にはミネラルが必要です。作物にミネラルを供給するためには、土壌分析を行い畑の養分過不足に基づいた施肥設計を行いそれに基づき補給します。

またミネラルは光合成などを制御しているため、不足した状態で窒素を施すと軟弱な生長となり、病気を引き起こしやすくなります。そのため、必ず施肥設計に基づいたミネラルを先に施し窒素を後から効かせ「健全で栄養豊かな作物の生育」に導きます。